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平井骸惚此中ニ有リ 名言集


平井骸惚此中ニ有リ 名言


「動機と言うものは、犯人のために存在してるんじゃないもさ。 どうきはすべからく、事件とは一切関係ない人間のためにあるのさ。 一般の人々は金銭欲、怨恨……そう言ったものはなければ、人は殺人など犯さないと安心したいのだ。 殺人事件などと言うものは、被害者、加害者、どちらの側としても、自分には関係ないものだと思いたいのさ。 だから人は殺人に動機を求める。 それこそ執拗なほどにね。 --警察は市民のために犯人の動機を捜し、探偵作家は読者のために犯人に動機を与える。 首尾一貫、立派なものさ」
(平井骸惚)









骸惚
「《唯一無二の真実》なんてものは、たぶんこの世には存在しないよ。 あるとすれば、それは《事実》だろう。 起きてしまった出来事は単一だが、それを各個人がどう理解し、どう納得するかはまったく異なる場合だってある。 例えば、僕がここで尤もらしい推理をしたら、君らはそれを《真実》だと思い、納得するだろう。 だが、それが《真実》に即しているとは限らない。 それでも、僕がそう信じているのだから、君を騙しているのじゃあないし、君も騙されているわけじゃあない」

太一
「そりゃァそうかもしれませんが……」

骸惚
「……いいかい、河上君。 探偵の言うことは《真実》だが、《事実》だとは限らないんだ。 探偵は自分が納得できてしまえばそれでいいのだからね。 それこそが、僕が《素人探偵が犯罪捜査をしてはいけない》と言う理由なんだ」

骸惚
「探偵小説では、探偵は《事実》を言い当てるわけだが、現実ではそうはいかない。 捜査をする側の《真実》が罷り通ってしまう。 だからこそ、冤罪がなくならないんだ」


(平井骸惚&河上太一)









「犯罪者というのは、文字通り《罪を犯した者》です。 犯した罪が消えることなンてない。 けれど、罪を償うことなら出来るでしょう。 しかし、罪を償う方法なンぞ、なかなか分かることじゃァない。 ……いや、実際には本当に罪を償うことなンてできないのかもしれない。 そんな思いをしていかなければいけない犯罪者と言うのは、相当に辛いのではないでしょうか? それでも、然るべき法に従って捌きを受ければ、多少なりとも罪を償ったような気がするものじゃァありませんか? 刑に服することによって、犯罪者は《罪を犯した者》から、ただの《者》に戻れる。 ……そんな気がするンです」

(河上太一)








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