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SGS -さかき的名言集-

名言(迷言)だと思った言葉をどんどん増やしていきます。 

本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 名言集

本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 名言


わたくし、絶対に諦めません。凡人は止めて、奇人変人を目指します!」

(ローゼマイン・トータ・リンクベルク・アドティ・エーレンフェスト(マイン) /Web版)










「取れる時に、取れるところから、取れるだけ、取っておくもの、とわあくしは教えられて育ちました」



(ローゼマイン・トータ・リンクベルク・アドティ・エーレンフェスト(マイン) /Web版)























「最悪ですね。本の一冊も持たずに王子様を名乗るなんて! 乙女の夢、ぶち壊しですよ! すでに二人の妻を持っているのに、本の一冊も持っていなくて、図書室を作って求婚もできない王子の一体どこにわたくしはときめけば良いのですか!?」


(ローゼマイン・トータ・リンクベルク・アドティ・エーレンフェスト(マイン) /Web版)















ローゼマイン
「わたくしは煮ても焼いても食べられません!」

フェルディナンド
「あぁ、腹を壊しそうなので、食べる気は毛頭ない。……良い魔力が取れそうだと思っただけだ」

ローゼマイン
「余計に怖いですっ!」



(ローゼマイン・トータ・リンクベルク・アドティ・エーレンフェスト(マイン)&フェルディナンド /Web版)

理想のヒモ生活 名言集

理想のヒモ生活 名言集


「む? 王族に生まれたならば、その時点で生き方は決まっているものだろう。その決まった生き方の中でいかに幸せになるかは、家族である私達の愛情や、乳母達周囲の環境、そして何より本人の努力で決まるのではないか?」


(アウラ・カープァ)

ノーゲーム・ノーライフ (NO GAME NO LIFE) 名言集

ノーゲーム・ノーライフ (NO GAME NO LIFE) 名言

「人間の可能性は無限。ただ、プラスにもマイナスにも無限なんだよ」

「限界まで愚かしくあれば、限界まで賢くある妹に、追いつけるかもしれないだろ?」


(空)













「あまり――人類をナメるんじゃねぇ」


(空)











「――敬愛する国民――いや、“人間種同胞”諸君!」

「我々人類種は……「十の盟約」のもと、戦争のないこと世界において負け続け、最後の国家・最後の都市を残すのみとなっているが――何故だっ?」

「先王が失敗したからか? 我々が十六位の種族だからか?  魔法を使えないからか?
最も劣等な種族だからか? 我々は無力に滅ぶ運命にあるからかっ!? ――否だッ!」

「かつて古の神々の大戦において、神々が、魔族が――獣人種が、多くの種族が争う中、我々は戦い、そして生き残ったっ! かつてはこの大陸全土をすら、人間の国家が占めていたのは、ならば何故だッ!」

「我々が暴力を得意とする種族だからかっ! 戦いに特化した種族だからか!?」

「森精種のような多彩な魔法を使えず、獣人種のような身体能力もなく、天翼種のように莫大な寿命もない――そんな我々が、かつてこの大陸を支配したのは我らが戦いに特化していたからか?――断じて否だっ!!」

「我らが戦い、生き残ったのは、我らが“弱者”だったからだ!」

「何時の時代、何処の正解でも、強者は牙を、弱者は知恵を磨く! 我らが何故、今追い詰められているか――それは「十の盟約」によって、強者が牙をもがれ知恵を磨くことを覚えたからに他ならないッ!」

「我ら弱者の専売特許であったはずの、知略を、策略を、戦術を、生き残るための力をッ! 強者が手にしたからだッ! 我らの武器は強者に奪われ同じ武器で強者を相手にした――それがこの惨状だッ」

「――皆のもの答えよ、何故に頭を垂れるのか」

「繰り返そう、我らは、弱者だ。そう、今もなお――かつてもそうだったように――」

「――そう……なにも変わってなどおらぬではないかッ!」

「強者が弱者を真似て振るう武器はその本領を発揮しないッ! 何故なら弱者の武器の本質にあるのは――卑屈なまでの弱さ故の、臆病さだからだッ!」

「臆病故に目を耳を、思考を磨き、生き残ることを『学んだ』それが我ら人類種だッ!」

「人類種に魔法は使えん。察知することすら出来ぬ――だが臆病故に我らには魔法から、逃がれる知恵も、見破る知恵もある!我らに超常的な感覚はない。だが臆病故に 『学習』 と 『経験』 から生じる未来予知にすら到達しうる知恵を持っているッ!」

「三度繰り返すッ! 我らは弱者だ、いつの世も強者であることにあぐらをかいた者どもの喉を食いちぎってきた――誇り高き 『弱者』 だッ!」

「 我と我が妹は、ここに二○五代エルキア国王、女王として戴冠することを宣言する」

「 我ら二人は、弱者として生き、弱者らしく戦い、そして弱者らしく強者を屠ることをここに宣言するッ! かつてそうだったように――これからもそうであるようにッ!」

「認めよッ! 我ら、最弱の種族!」

「歴史は何度だって繰り返し――肥大した強者を食い潰す者に他ならぬッ!」

「誇れッ! 我らこそ人類種――我らこそ最も持たざる者ッ! 何も持って生まれぬ故に――何モノにもなれる――最弱の種族であることをッ!」

「――さぁ、ゲームをはじめよう!」

「もう散々苦しんだろう。もう過剰に卑屈になったろう。もう飽きるほど辛酸もなめただろう……もう、十分だろう?待たせたな、人類種同胞諸君」

「今この瞬間! 我がエルキアは――全世界の全ての国に対して宣戦布告するッ!」

「反撃の狼煙を上げろ! 我らの国境線、返して貰うぞ!」

(空)








「そりゃ無理だ。おまえはおまえ自身にしかなれん」

「でも、それでいいんじゃね?」

「今のおまえはいい顔してる。今のおまえは、俺は好きだぜ」

(空)











「白、よく聞いてくれ」

「俺は、お前を信じてる」

「白、俺らは、いつも二人で一人だ」

「白、俺らは、約束で結ばれてる」

「白、俺らは、少年漫画の主人公じゃない」

「白、俺らは、常にゲームをはじめる前に勝っている」


(空)
















「人類には人類のやり方がある。獅子に素手で挑むなんて、獅子に任せるよ」

(空)












「いやリアル恋愛ゲーム……それは本当にゲームか!? なら――そも愛ってなんだ!?」

「普通の恋愛ゲームなら話は簡単だ。要するにフラグを立てて『好感度』を稼げばいい。でこの場合はどうだ。こいつ、平然と好意を抱かれる条件が不定、会話も行動も選択肢じゃなくリアルタイムと言い切ったぞ! もう一度聞くぞ、それは「ゲーム」かッ!?」

「リアルにおける“恋愛”ってなんだ! 根底が曖昧な概念をやりとりするゲームをゲームと呼べるか! 札の意味も役もやり取りするのも決めずやるポーカーはゲームか!?」


(空)
















「だが
  断る」



「この「  」が最も好きな事のひとつは――」


「  」
「「自分が絶対的有利にあると
   思ってるやつに『NO』と断ってやる事だ…ッ」」


(「  」(空&白))


















「ねぇフィー、あらゆる物事に通ずる――目的を達成する方法、知ってる?」

「予測し、予想し、準備を整えて、挑み――そして失敗するのよ」

「ええ、失敗したりゆうを検証、対策、準備して挑み――また失敗」

「これを――無限回繰り返せば、出来ないことはこの世にないわ」

「ええ、まさに暴論――でも私、この暴論案外気に入ってるのよ」

「私も――空も。超人でもなければ天才でもない。でも、そうある必要はないのよ」

「そうあろうとすることが重要なの」

「私たちの無限回の失敗が、続く人の足下を照らす――暗闇を歩く灯火になる」


(クラミー・ツェル)



      

幼女戦記 名言集

幼女戦記 名言




近代戦は、先進国と後進国の隠しようのない格差を
死体という尺度でもって露わにする


ハンス・フォン・ゼートゥーア 「ダキア戦総括」

(ハンス・フォン・ゼートゥーア/エンターブレイン (KADOKAWA) 版)

















若者達が従容と死地へ向かうのであれば、
大人の一人も引率に付き添うべきだろう


アリソン・スー 「祖国よ、永遠なれ」

(アリソン・スー/エンターブレイン (KADOKAWA) 版)

















「……創造主を、過労死させるつもりか貴様ら」


(創造主 / 存在X/エンターブレイン (KADOKAWA) 版)




















「栄光ある帝国軍魔導士官学校の狭き門を潜り抜けてきた、諸君。合格おめでとう。」

「私は、諸君ら二号生の指導先任となるターニャ・デグレチャフ一号生である。」

「はっきりと言おう。我々は、実に困難な情勢において、常に最良の結果を求められる。」

「だが、安堵してほしい。我々は、貴様らに期待しない。だから私としては、望む。私を絶望させるなと。」

「断わっておくと、私の使命は、帝国軍の防疫である。すなわち、無能という疫病を、帝国軍から排除することにある。」

「かかる情勢下において、帝国軍に無能が蔓延するを許すは、罪ですらある。」

「諸君は、48時間以内に、私の手を煩わせることなく、自発的に退校可能である。」

「誠に遺憾ながら、48時間有っても、自分が無能であると判断できない間抜けは、私が間引かねばならぬ。」

「まあ、ヴァルハラへ行くまでの短い付き合いではあるが、新兵諸君、地獄へようこそ。」


(ターニャ・デグレチャフ/Web版)
















信じることは大切かもしれません。
でも、思い出してください。
希望的観測は徹底して排除しなくてはならないと。

経験的なアプローチは常に有益です。
思い出してください。
いつでも、貴方の失敗は、貴方に原因がある場合が多いのだと。

気が付いた時には、もう手遅れになっていることが多々あると。



(ターニャ・デグレチャフ/Web版)















「剣を取るものは、剣に死す。自明の理だが、誰もが忘れていたのだろう。」

(ターニャ・デグレチャフ/Web版)










本日をもって貴様らは無価値なウジ虫を卒業する。本日から貴様らは帝国軍魔導師である。
 戦友の絆に結ばれる貴様らのくたばるその日までどこにいようと軍は貴様らの兄弟であり戦友だ。これより諸君は戦地へ向かう。ある者は二度と戻らない。だが肝に銘じておけ。
 そもそも帝国軍人は死ぬ。死ぬために我々は存在する。だが帝国は永遠である。つまり―――貴様らも永遠である!  故に、帝国は貴様らに永遠の奮戦を期待する。



(ターニャ・デグレチャフ/Web版&エンターブレイン (KADOKAWA) 版)














『サラマンダー戦闘団長より、戦闘団各位。』

『…汝等こゝに入るもの一切の望みを棄てよ。ここが汝らの地獄門であると奴らに教育してやれ。』

『諸君、地上に生きるもの全ては、遅かれ早かれ何れは死する運命にある。であるならば、祖霊の眼前で、祖国のために怨敵に立ち向かう以上の死があるだろうか?』

『『『否!断じて、否!』』』

『諸君、かつて私をあやしてくれた人のため、赤子を抱く母のため、我らの背にいる人々のため。』

『恥ずべき悪漢、忌むべき怨敵らから皆を守るために私は行こう。』

『この浜辺を埋める幾万もの敵だろうとも、私は押し止めよう。』

『さあ!私に続け。私に続け、祖国を共に守らんと欲する勇者よ!』

『『『帝国万歳!勝利万歳!』』』


(ターニャ・デグレチャフ/Web版)













寒く、冷たく、虚しく
沈んだ我らが心
同胞の幾多の死
何故、汝らに理解しえようか。

さらば、故郷の土地よ!
これが夢ではなく真だと、誰に信じられようか?
祖国よ、我らが母なるライヒよ、
ああ、さらば、我らが祖国よ!

さあ行かん、いざ、前へ!前へ!
広大な航路が、海の波が我らを待ちわび
海の彼方が、寄せ来る波の先に戦友が
我らを呼んでいる!

我らの父祖に栄光あれ
誉れと名誉の誓いは、今引き継がれた。
約束された、ライヒよ、黄金のライヒよ。
我らは、前進せん。
汝を阻むものはもはや何も無い!

進めよ進め、恐れを知らぬ
我らが名もなき悪魔の誇りよ、
祖国の希望よ、
黄金の信念の結晶よ!

我らの父祖に栄光あれ
誉れと名誉の誓いは、今引き継がれた。
約束された、ライヒよ、黄金のライヒよ。
我らは、前進せん。
汝を阻むものはもはや何も無い!

進めよ進め、恐れを知らぬ
我らが名もなき悪魔の誇りよ、
祖国の希望よ、
黄金の信念の結晶よ!

ラインに、ライヒに
我らの勝利を報告に赴こう。
ラインに、ライヒに
かの地で、我らが戦友が残した遺産に。
我らが誓った新世界をいざ告げん!

進めよ進め、恐れを知らぬ
我らが名もなき悪魔の誇りよ、
祖国の希望よ、
黄金の信念の結晶よ!

我らの父祖に栄光あれ
誉れと名誉の誓いは、今引き継がれた。
約束された、ライヒよ、黄金のライヒよ。
我らは、前進せん。
汝を阻むものはもはや何も無い!

ラインに、ライヒに
我らの勝利を報告に赴こう。
ラインに、ライヒに
かの地で、我らが戦友が残した遺産に。
我らが誓った新世界をいざ告げん!



(ターニャ・デグレチャフ/Web版)




























『常に彼を導き、常に彼を見捨てず、常に道なき道を往き、常に屈さず、常に戦場にある。全ては、勝利のために。求む魔導師、至難の戦場、わずかな報酬、剣林弾雨の暗い日々、耐えざる危険、生還の保証なし。
生還の暁には名誉と賞賛を得る。』

参謀本部第六〇一編成委員会


(ターニャ・デグレチャフ/Web版&エンターブレイン (KADOKAWA) 版)


























「ようこそ、最前線へ。左程も期待はしていないが、歓迎しよう。」

「諸君に対しては、述べたようにさほど多くを期待しない。友軍の足を引っ張るな。しかる後に、経験を積んで敵をうて。」

「単純な話だ。今日、一人も殺せぬ貴官らも、明日は一人殺せるやもしれない。来月には、二人殺せることだろう。」

「プロパガンダは頭から削ぎ落しておけ。戦場では、如何に祖国を守るかという抽象論は意味を為さない。」

「現実を、語ろう。新兵諸君、君たちは殺すことを祖国の名において命じられる。敵だ、殺したまえ。それ以上の議論はありえない。」

「名誉と栄光は、泥濘に塗れた先にある。」

「なお、それについて諸君に少しばかり申し付けておくことがある。」

「戦場というのはえてして恥と屈辱の満ち溢れた空間だ。」

「そこで、諸君。諸君は、苦しむだろう。私は、それに対する解決策を用意した。」

「神は我らと共にあり、と唱えるだけでは空疎だ。無意味に近い。故に、私は諸君のために紙を取り寄せた。遠慮なく使いたまえ。」

「そこで失笑した間抜けを射殺し、実証しても良いのだが人体とは糞袋である。垂れ流しの死体を、見慣れる日は遠くないだろう。」

「はっきりと言おう。諸君は、戦場において、小児以下の存在だ。自分の排泄物も管理できない大間抜けと言ってよい。」

「新兵諸君、だからこその紙オムツだ。一人、三枚ずつ配るので、必ず穿く様に。穿かずに漏らしたアホは、懲罰だ。」

「以上だ、新兵諸君。諸君が、カミを必要としない時が来ることを願う。」



(ターニャ・デグレチャフ/Web版)
















「去ね。不逞の輩よ。ここは、我らが帝国、我らが空、我らが故郷」

「汝らが、祖国に不逞を為すというならば、我ら神に祈らん」

「主よ、祖国を救い給え。主よ、我らに祖国の敵を討ち滅ぼす力を与えたまえ」

「信心なき輩に、その僕らが侵されるのを救い給え。神よ、我が敵を討ち滅ぼす力を与えたまえ」

「告げる。諸君は、帝国の領域を侵犯している」

「我々は、祖国を守るべく全力を尽くす。我々には、護るべき人々が背後にいるのだ」

「答えよ。何故、帝国を、我らが祖国を、諸君は侵さんと欲す!」

「聖徒よ、主の恵みを信じよ。我ら、恐れを知らぬものなり」


(ターニャ・デグレチャフ/エンターブレイン (KADOKAWA) 版)







      


十二国記シリーズ 名言集

十二国記シリーズ 名言




「誰も惜しまない命だから、自分だけでも惜しんでやることにしたんだ」

(陽子/赤子/中嶋陽子 /月の影 影の海)
















「わたしは、わたしだ」

「わたしは」

「わたしでしかない。一度だってわたし自身でなかったことなんかなかった。王であるとか、海客であるとか、そんなことはわたし自身には関係ない。わたしが、楽俊とここまで歩いてきたんだ」

「どこがちがう。なにが変わったの。わたしは楽俊を友達なのだと思ってた。友達に豹変されるような地位が玉座なんだったら、そんなもの、わたしはいらない」

「そういうのは差別っていう。楽俊はわたしを海客だからといって差別しなかった。なのに王だと差別するのか」

「わたしが遠くなったんじゃない。楽俊の気持ちが、遠ざかったんだ。わたしと楽俊のあいだにはたかだか二歩の距離しかないじゃないか」


(陽子/赤子/中嶋陽子 /月の影 影の海)















「遠甫は民に種を播いていらっしゃるのではないのですか」


(陽子/赤子/中嶋陽子 /風の万里 黎明の空)





















「景麒だけは、わたしを信じなくてはいけない」

「わたしを信じない第一の者は、わたしなんだから。誰が疑わなくてもわたしだけは、わたしの王たるべき資質を疑っている。猜疑が過ぎて道を失った王だってあっただろう。――だから、たとえ世界じゅうの誰もがわたしを疑っても、お前だけはわたしを信じていなければならない」

(陽子/赤子/中嶋陽子 /風の万里 黎明の空)















「他者に頭を下げさせて、それで己の地位を確認しなければ安心できない者のことなど、わたしは知らない」

「そんな者の矜持など知ったことではない。――それよりも、人に頭を下げるたび、壊れていくもののほうが問題だと、わたしは思う」

「人はね、景麒」

「真実、相手に感謝し、心から尊敬の念を感じたときには、しぜんに頭が下がるものだ。礼とは心の中にあるものを表すためのもので、形によって心を量るためのものではないだろう。礼の名のもとに他者に礼拝を押しつけることは、他者の頭の上に足をのせて、地になすりつける行為のように感じる」

「無礼を奨励しようというわけではない。他者に対しては礼をもって接する。そんなものは当たり前のことだし、するもしないも本人の品質の問題で、それ以上のことではないだろうと言っているんだ」

「わたしは、慶の民の誰もに、王になってもらいたい」

「地位でもって礼を強要し、他者を踏みにじることに慣れた者の末路は昇紘の例を見るまでもなく明らかだろう。そしてまた、踏みにじられることを受け入れた人々がたどる道も明らかなように思われる。人は誰の奴隷でもない。そんなことのために生まれるのじゃない。他者に虐げられても屈することのない心、災厄に襲われても挫けることのない心、不正があれば正すことを恐れず、豺虎に媚びず、――わたしは慶の民にそんな不羈の民になってほしい。己という領土を治める唯一無二の君主に。そのためにまず、他者の前で毅然と首を上げることから始めてほしい」

「諸官はわたしに、慶をどこへ導くのだ、と訊いた。これで答えになるだろうか」

「その証として、伏礼を廃す。――これをもって初勅とする」



(陽子/赤子/中嶋陽子 /風の万里 黎明の空)
















「生きるということは、嬉しいこと半分、辛いこと半分のものなのですよ」

「人が幸せであるのは、その人が恵まれているからではなく、ただその人の心のありようが幸せだからなのです」


(黄姑/中瑾 /風の万里 黎明の空)
















「ねえちゃん、自分が好き?」

「自分のこと、いいやつだって思う?」

「だったら、他人がねえちゃんを嫌うの、当たり前だと思わないか? しょせん人間なんて、自分が一番、自分に甘い生き物だろ?」

「その自分ですらさぁ、好きになれないような人間を、他人に好きになってもらうなんての、ものすげー厚かましくないか?」



(清秀 /風の万里 黎明の空)












「少し元気が出たね。――前を向いて歩いていないと、穴の中に落ちてしまうよ」

「自分に対する哀れみの中」


(夕暉 /風の万里 黎明の空)


















「報われれば道を守ることができるけれども、報われなければそれができない。――そういう人間をいかにして信用しろと?」

(浩瀚 /風の万里 黎明の空)













「どこにでも賢者がいて、どこにでも愚者がいるものなんだ」


(桓魋/青辛 /風の万里 黎明の空)









「陽が落ち、深い闇が道を塞いでも、月が昇って照らしてくれるものです」


(桓魋/青辛/華胥の幽夢)














「向いていない者が国権を握ることは悪だわ。確かに人が無能なのは悪いことじゃない。でも王や政だけはそうではないわ。無能な王など、いれはならないのよ!」


(青喜/華胥の幽夢)
















「王朝の存続のために、国土の安寧のために、王は血を流すことを命じる。たとえ王自身が命じなくても、臣下が王のためにそれを行えば、流血の責任は王にかかる。いかなる意味においても、無血の玉座はありえない」

「自己のために他の血が流される。──それが玉座というものだ」


(利広 /図南の翼)













「道っていうのは、平らな地面が続いていることじゃないんだわ。そこを行く人が、飢えたり渇いたりしないような、疲れたら休んだりできるような、そういう、周囲の様子ごと道っていうのよね。だから確かに、黄海には道がないのよ」


(珠晶/蔡晶 /図南の翼)


















「御伽噺だよ、広瀬。生きることは時々辛い。人はどこかに逃げ込みたいんだ。それは分かる。お前が御伽噺に逃げ込む気持ちはな。他人の迷惑になるわけじゃねぇ。悪いことだとは俺も言わない。――それでも人は現実の中で生きていかなきゃならねぇんだ。現実と向き合って、どこかに折り合いをつけていかなきゃならねぇ。罪のない御伽噺でも、いつかは切り捨てなきゃならないんだよ」


(後藤/魔性の子)














「人は汚い生き物だ。汚い、卑しい生き物なんだよ」

「人の魂は光でもガラスでのなく毒々しいエゴでできている。お前のように、誰も憎まず恨まずに生きることはできない。それは人にはできないことなんだ。恨んでないはずがない。お前はそれを隠しているだけだ。そうでなければ、お前自身がそれを認めようとしてない。そんな感情がないふりをしているだけなんだ」


(広瀬/魔性の子)